#13の理由 を見た。本当に心が痛い

「ポスト3.11のワーク・ライフ・バランス」  ~不況時代を生き抜くワーキングカップル術~」

またまた久しぶりすぎるブログ更新です。でも、昨日参加した「ポスト3.11のワーク・ライフ・バランス」  ~不況時代を生き抜くワーキングカップル術~」のことをまとめておきたくて、書くとしましょう。

港区が主催、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎さんがファシリテーターとなって、講演とワールドカフェ形式での対話(でいいのかな?)を楽しんで来ました。

実はワールドカフェに興味があって出席をしたのですが、それ以上に今ワークライフバランスがどうして必要なのか、というより、絶対的にワークライフバランスを実現しないと日本は今後やばいことになる・・・という事に気づくことが出来たのが、すごく良かったです。

前半の駒崎さんの講演の中で、さまざまな数字が紹介されました。例えば・・・

2050年には日本における高齢者割合は40%に達する。
10年前に比べて、30代男性の平均所得が200万円ダウンした。
2010年現在、特別養護老人ホームに入所している人は約42万人、そして、約42万人の待機者がいる。(2010年の高齢者割合は20%)

とてもショッキングな数字が出て来ました。つまり、これからはワークライフバランスと言った時には、自分+自分の子供、という図式だけでなく、自分+要介護の親×4人、という図式があたりまえになって来るだろう・・・と言う事。

しかも、今9歳の我が子達が50代になる頃、私自身は40%の高齢者の中にいるわけで、一言でワークライフバランスと言っても、自分のことだけではなく、我が子達の将来のことに繋がっている!!

ならば、我が子達が大人になった時に、生きづらい世の中にしないためには、今現在の大人である私たちが、この問題への突破口を開いておかなくてはならないのではないか???切実にそう思いました。

後半のワールドカフェは、メンバーを変えながら3つのテーマについて話し合いを行ったのですが、これもとても気付きが多かったです。

一言でワークライフバランスと言っても、個人個人の持っている事情が本当にそれぞれ違うので、20人いれば20通りのやり方を見つけなくてはならない・・・。とても1時間程度で話あえるネタでは無いほど、深いテーマだったということに、終わってから気付きました。(グループの皆さんとそんな話になりました。)

また、中小企業勤めの立場から言えば、ワークライフバランスを進める為の原資が今の中小企業には圧倒的に足りないということもあります。

育児休業取得者が出れば、代替要員を雇うお金がない。お金に余裕がないから、気持ちよく育児休業を取らせてあげられないし、取りたいと言える雰囲気にない。

それが今の中小企業の現実です。残業を減らすことでコスト削減は可能かも知れないけど、残業しないと終わらない程の仕事をどうやって効率化することができるのか?

理想と現実のギャップがありすぎて、個人-企業の間だけでは、とても解決できることでは無いような気がして来た・・・。

そもそもの社会の仕組みから考えていかなくてはいけない、本当にデカイ問題なんだなぁ・・・。

前回のブログと同じなんだけど、じゃ、私に何ができるのだろうか?現場の個人それぞれが考えていかなくてはいけない問題だと思います。

まずはうちの会社から変えて行けたら!!目標は風呂敷残業0を目指して、もっと工夫をしなくては!!




コメント

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    良い企画に行かれましたね!
    しらなかった。。
    シェアありがとうございます!
    親の介護や、自分の老後、その頃の子どもたちの生活など
    今とは全然違う状況になっている、
    その状況をどうしていくかは今から
    意識していかねばですよね。

    年金も、税収も今とは違う未来。
    ん~。

    考えながら
    あきらめず
    少しづつでも。。。
    何を?

    自分に問いかけています。

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  2. SECRET: 0
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    ライチ@こぶたラボさん、コメントありがとうございました。ほんと、とても考えさせられた企画でした。

    子どもが赤ちゃん期を過ぎると、子どもの人生に親がどんなギフトをあげられるのか、すごく考えるようになりました。良いタイミングだったと思います。

    ワールドカフェも初体験でしたが、意見を出す手法として、とても楽しかったです!
    こぶたカフェでも、ワールドカフェができたら、ユニークな意見が聞けそうですね~!

    >良い企画に行かれましたね!
    >しらなかった。。
    >シェアありがとうございます!
    >親の介護や、自分の老後、その頃の子どもたちの生活など
    >今とは全然違う状況になっている、
    >その状況をどうしていくかは今から
    >意識していかねばですよね。

    >年金も、税収も今とは違う未来。
    >ん~。

    >考えながら
    >あきらめず
    >少しづつでも。。。
    >何を?

    >自分に問いかけています。
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