#13の理由 を見た。本当に心が痛い

「税務判例入門」を読んでます!最高におもしろい!!


ワールドカップです👍毎日、21:00から夜中まで、ほぼテレビの前にいる関係上、放送大学の講義がものすごくたまっています・・・。危機感はあるものの、サッカーの魅力には抗えず・・・。今日のブラジルvsコスタリカは、すごい試合だった・・・。心がお腹いっぱいです・・。

勉強に手が出ないので、ブログなど。

先日、税理士会の講習の会場でふと手にとって買ってみたこの本。「プロフェッショナルを目指す人の税務判例入門」です。

その筋では、おお!!という判決が出た、「はずれ馬券必要経費事件」の原告側弁護士として担当された中村和洋先生が、税務を考える上でキーになる考え方が含まれた判例を取り上げ、コンパクトに論点を解説しています。

正直、買うときは「読むかなぁ・・・でも、1割引きだから買ってみようかなぁ・・・」位の感じで買ったのですが、買って正解!おもしろくて、するする読んでしまう・・・。

でも、この本、するする読んではいけない。

一つ一つの判例を、憲法、税法、民法、その他の法律を網羅的に考慮し、かつ、納税者の立場やその事例が起こった背景をきちんと読み解き、かと言って、納税者寄りになりすぎず、でもしっかり寄り添って、法律の解釈が行われていることがよくわかります。

なので、自分の言葉で税法解釈を構成しながら読んでいかなくては、「入門」の意味がない。

というわけで、実はまだ半分位しか読めていないです。

中村先生の文章は、極力難しい表現を除いていることもあり、先生のユーモアと共に、すっと頭に入って行きます。

今まで、一つ一つの事例について、判断を行う場合に、ここまで深く考慮してきただろうか・・。税法を自分の武器として商売しているものとして、ちょっと恥ずかしい。

迷ったら、法律のそもそも論に立ち戻って考えてみると、事例の全体が見える様になるかも知れない。

税理士試験での「理論暗記」だけでは、やはり実務には足りない部分がたくさんあるんだな・・・と、更に税法が楽しくなる一冊です。

税法好きの皆様、本当にオススメの一冊ですよ!!
★★ランキング参加中★★
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村

にほんブログ村 資格ブログ 税理士試験へ
にほんブログ村

コメント