#13の理由 を見た。本当に心が痛い

最も哀しい手紙

今日の日経新聞夕刊「プロムナード」より

「~哲学者パスカルのこんな言葉を念頭においている。『時間がないので長文になりました』

彼が遺した書簡の中にある一文だ。書いたものをきちんと見直す時間がないと、文章というものはどうしてもだらだらと長くなってしまうということを、よくあらわしている。

~略~

人間だってきっと同じだ。慌しい毎日の中で、足を止めて振り返り、自分の印してきた足跡をしっかりと見直す時間をつくれるかどうかで人生の密度が決まる。

その密度が、人を大人にする。

推敲を怠った手紙を唐突に受け取った子供が心に取り返しのつかない傷を負ってからでは遅い。

ましてや、命が消えてからでは。」(長尾秀介)

このコラムが、今日は私を止めてくれました。

ここ数日、気圧の変化と体調の不調で、子供達にイライラをぶつけてしまっていた・・・。今日もきついなぁ、と思っていたところで、この文章を読みました。

私は確かに「推敲を怠った手紙」をここ数日子供達に投げ続けています。もちろん自覚しています。でも、止められないのは何でだろう。

言葉の力はすごいです。この一文で、今日は止まることができました。

娘のチックが治まらないのも、私からのストレスが影響しているのかなぁ・・・。取り返しのつかないことになる前に、何とかしなくては・・・。

このコラムは切り抜いて手帳にいれておこう。







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