#13の理由 を見た。本当に心が痛い

Re:新聞で読みました。(08/19)  

ダーク

「ダイアログインザダーク」というエンターテイメントをご存知でしょうか?

自分の手すら見えない、「本物の」真っ暗闇を8人の仲間と、暗闇のスペシャリストである全盲のアテンドのガイドで探検する、たった8人の為だけのエンターテイメントです。

先週、子供達がキャンプに行っている間に体験して来ました!!

あまり沢山書いてしまうとネタバレになってしまうので、書けないのが辛いですが、ある意味ディズニーランドより刺激的な体験でした。

今回の公演は「ぼくたちの夏休みバージョン」。つまり、暗闇の中で、ちょっと昔の田舎のおばあちゃんち近辺を探検するのです。

視覚という普段最も使う情報ツールを閉じた状態で、白杖とアテンドの声、それから最も重要なのが、仲間の声、呼びかけ、そういうものを頼りに田舎探検は進みます。

タイトルにある様に、暗闇の中ではダイアログ(対話)がとても重要です。

どこに何があるのかは、声、音による情報により、感じることができるのです。

最初は暗闇は本当に怖く、一歩を踏み出すことにとても勇気がいるのですが、一時間を過ごしていくうちに、暗闇に対する恐怖はいつしか消え、心地よい風、音、匂い、足ざわり、手触り、温度・・・そういうものをいつもより何倍も感じることが何と心地良いことか!!

そして、一週間経った今、確かに私の頭の中には、ダイアログインザダークで経験した「田舎」はみずみずしい「映像」となって残っています。

もちろんカラーです。どこに何があったか、何色だったか・・・すべてが映像として記憶されています。

でも、体験したその瞬間は・・・もちろん全く何も「見て」いません。

でも、確かに私は「見た」と言えます。

人間の「見る」という行為は、日常生活では絶対的なもの、と思っていましたが、この経験を通して、相対的なものなのかも??という気持ちになっています。

いったいものを「見る」ということってどういう事なんだろう?実は目から入ってくる情報は、そのものの本質のほんの一部であって、その他の情報は、自分は目で見て得ている様に感じているけれど、実は嗅覚、触覚、聴覚、感覚によって得ているものの方が多いのではないか??

・・・・と書き始めるとエンドレスになってしまう位不思議で刺激的な体験なのです。

視覚に障害がある人への理解を深める、とか、もちろんそういった側面もとても大切なのかも知れませんが、このダイアログインザダーク・・・そう言った部分をすっとばしてしまう位、面白い!!

是非、一度体験してみてください!!うぅぅぅ、細部までコト細かく語りたい~!!でも、ぐっとこらえて、こらえて!!




コメント

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    TGといい、ダイアログ…といい、色々な体験をしていますね~。すごい!!
    なんだか、大きなターニングポイントが近いのでしょうか?
    私もいつか体験したいなぁ。

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  2. SECRET: 0
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    MoonLeoさん、コメントありがとうございます!

    >TGといい、ダイアログ…といい、色々な体験をしていますね~。すごい!!

    いやー、貴重な夏休みなので、いろいろと詰め込んでしまいましたが、それぞれに、それぞれの気付きがあって、結果としてとっても有意義でした!!

    >なんだか、大きなターニングポイントが近いのでしょうか?

    だと良いのですが!!自分を変える材料になってくれるといいなぁ。

    >私もいつか体験したいなぁ。

    ダイアログインザダークはホントにお勧めです!!小学生から参加できるそうなので、お子さんと行ってみたりするのも楽しいと思いますよ!
    内容が変わったら、私もリピートの予定です!

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