#13の理由 を見た。本当に心が痛い

Re:おもしろそう(04/08)  

昨日図書館で借りてきた絵本は衝撃的だった!!

「くろいはかげさ」ことばあそびの会(さ・え・ら書房)

ことばあそびの絵本で、3つの詩で構成されている。
一つは「しりとりうた」。例えば、「くろいはかげさ・かげならのびる・のびるはごむで・・・」と言う風に続き、絵と言葉のしりとりで音感のおもしろさを感じられる。

もうひとつは「きりなしうた」。「○○しよう。だめ。○○だから。(それなら)××しよう。だめ。××だから。(それなら)・・・」と解決がないまま延々と続く。

最後は「つみあげうた」。「これはゆき。」「これはゆきの上についた足跡。」「これはゆきの上についた足跡を踏んだ犬」と言うように前までの文章に更に言葉をつみあげていく。最後はこれが10行にもなり、読むと言うよりは唱えるといった方がいい様になっていく。

いやー、参った。日本語ってすごい。音のリズム感、一つの言葉から生まれるイメージ、そして、言葉遊びなのに、ちゃんと展開があって、その意外性が綺麗な絵と一緒にページをめくった瞬間、目というより、脳の中にドーンと飛び込んでくる衝撃。子供に読んでいて、気がついたら泣いていた・・・。(ユキはかなり不思議そうな顔で見ていたけど。)

久しぶりに受けた衝撃だった。こういう感覚ってやっぱり母国語からでないと受けられないんだろうなぁ。お腹にいるときからずっと聞いていた言葉だからこそ、頭ではなく、脳の奥底で感じられるのかもしれない。こういう感覚を養う事ってすごく大事なんだなぁ・・・。

子供達には日本語をきちんと身につけてもらいたいとつくづく思った。外国語も出来たら確かに将来何かと便利なのかもしれないけど、その前に正しい日本語、綺麗な日本語を話せるようになって欲しいと思う。と言う私もそんなに正しい日本語は話せないけれども・・・。

そういう意味では、NHKの「にほんごであそぼ」も衝撃的だったなぁ。なんで子供相手の番組なのに、金色夜叉なんだ!!じゅげむじゅげむなんだ!って思ったけれど、そういう日本語の音感に小さな時に触れる意味・・・すごくあると思う。私の中で今子供に見せたい番組NO.1だね。




コメント

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    今度私も借りてみます。
    やはり日本語(母語)って大事なんだろうな、と思います。世田谷区でしたっけ?日本語特区ってことで全小学校で取り組みを始めるとか始まったとか。
    居住地ではないですが、興味あります。

    私もついおととい図書館で借りた本、面白かったです。

    1)どっどど どどうど 雨ニモマケズ / 宮沢賢治 子ども版 声に出して読みたい日本語

    まさに「日本語であそぼ」の監修をされている斎藤孝さんの本です。5歳の娘も結構大声で呼んで、リズムに乗れるまで頑張ってました。
    何冊もあるらしいので、順番に借りたいです。

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    T66さん
    >今度私も借りてみます。
    >やはり日本語(母語)って大事なんだろうな、と思います。世田谷区でしたっけ?日本語特区ってことで全小学校で取り組みを始めるとか始まったとか。
    >居住地ではないですが、興味あります。

    >私もついおととい図書館で借りた本、面白かったです。

    >1)どっどど どどうど 雨ニモマケズ / 宮沢賢治 子ども版 声に出して読みたい日本語

    >まさに「日本語であそぼ」の監修をされている斎藤孝さんの本です。5歳の娘も結構大声で呼んで、リズムに乗れるまで頑張ってました。
    >何冊もあるらしいので、順番に借りたいです。
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    日本語特区・・・初めて聞きました。すごい素敵ですね~。にほんごであそぼ、はユキもお気に入りで、「ややこしや~」を父親と一緒にやって喜んでいます。二歳児が「ややこしや~」とやっている姿は謎ですが、面白いです♪

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