#13の理由 を見た。本当に心が痛い

子供を見ていると切ない・・・アレルギー負荷テスト一日目

夕べ旦那とふと、子供達を見ていると切なくて、意地らしくて泣けてくるね、と話した。と言うのも、ユキの卵アレルギーに対する負荷試験一日目をクリアーすることができたからだ。

二歳のユキは生後7ヶ月の時、離乳食に与えた卵でアレルギー反応を起こし、全身蕁麻疹が出て初めて夜間救急に担ぎ込んだことがある。そのときに事は今でもはっきり記憶に残っている。

離乳食をがぼーっと嘔吐し、みるみる間に体中に凹凸が広がって行き、痒くて泣き叫び、目も唇も腫上がってしまい、そのうち意識が朦朧としていくユキを抱えて夜間救急へ急いだ。この子を助けてください、神様、私からこの子を連れてかないで下さい・・・そう念じながらの病院までの二十分が何と長かったことか・・・。

幸いアナキラフィシーショックを起こすまでには至らなかったが、卵の完全除去を指示された。その後何度か私の不注意による誤飲で全身蕁麻疹が出て、小さな体に点滴をしたり・・・。いろいろあったが、二歳半まで乗り切ることができた。

土曜日に小児救急のある病院の隣の公園で、卵を入れて焼いたパン1/32を食べさせた。何も起こりませんように・・・と祈りつつ、経過を見守った。結果は無事クリア!蕁麻疹も下痢も起こさず、本人は元気満々に公園で走り回っていた。

何だか、除去の間の心配や苦労が報われた様な気がした。ああ、本当に体の中から大きくなったんだな、成長したんだな、と感じた。沢山食べて、寝て、未熟な親の元でも元気に育ってくれたユキに本当にありがとう、と言いたかった。

今月中に2/1個分までを目標に負荷テストを続ける予定だ。順調にクリアしてくれることを祈るしかない。

親が子供にしてあげられる事って、本当に少ないと思う。食事を作ったり、一緒に遊んだり、しつけをしたり、いろいろある様に思うが、結局は全て後方支援でしかない。親のしてくれるいろいろを消化し、自分のものとし、成長していくのは本人にしかできないこと。こんなに愛しているのに、親のできることはほんの少し。

親は最善を尽くして子供が自分自身で大きくなって行くのを見守るしかないのだから、自分たちの出来得る事を精一杯やってあげたいと思う。

こんなことを夜2時頃、旦那と話していた夕べだった。(今すごく眠い・・・)




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